グレージュ=グレー×ベージュ
なんです。一色でべた塗りする「ワンメイク」で行う場合もあれば、ハイライトを入れながら二色で行う場合もあります。
このモデルさんはワンメイクで行っています。一色で行うと言いつつも根元、中間、毛先とカラー剤は3つ使っています。
根元は暗めで奥行きを出しながら小顔効果を狙いつつ、中間にかけてややバイオレットを入れてグラデーションに。毛先は完全に透明感を出せるように。
という感じでカラーをしています。
こればっかりはアンダーカラー(元の髪色のトーン、残留ティントなど)によっても薬剤は変わってくるので完璧なレシピは存在しないと考えています。
ブリーチは必須のヘアカラーになります。
ハイライトでグレージュを作る場合は?
ハイライト部分をオレンジを完全に消しながらイエローの状態まで明るくしつつ、上からかぶせる薬剤でベースのカラーをベージュに、ハイライト部分をグレーにしていくとこの二色が混ざり合ってグレージュになります。
メリットは立体感が出しやすく外国人の地毛の様なナチュラルなムラ感が出しやすいです。