近年暗めで透けてる感じがネオ外国人風カラー
「外国人風」
イメージするのはブリーチが必須なハイトーンの髪色かも知れないですね。
でも外国人のいわゆる「ブロンド」
と言われる髪色は元の髪色よりも明るくしている事がほとんどです。
外国人のヘアカラーを施していない地毛とはどんな髪色なのか?
それは
「くすんだ赤みの少ないアッシュ」
です。
僕はもちろんハイトーンの髪色も好きだけれども
中明度のヘアカラーも大好きです。
ハイトーンの髪色にされる方よりも中明度のヘアカラーを
される方が大半ですしね。
ヘアカットとヘアカラーの大きな違いは
形をデザインするのか、色をデザインするのか
の違い。
当たり前なんだけど
美容師の頭の中ではまるで別の考え方をしてます。
DIYなどが好きな方はイメージしやすいかもしてないけど
- 頭の中で作りたいもののイメージをして設計図を描き材料を買う
- 材料に色を塗る
- 組み立てる
DIYってこんな感じですかね?笑
材料に色を塗る作業と組み立てる作業はまるで別ですよね。
ただ二つが合わさって初めて完成。
色を塗ってないと味気ない、、、。
話が少しそれましたが
髪色をデザインするって事は狙った色をきちんと出す事。
現状の状態から一発で理想の髪色が出せるのか?
ベースの状態をきちんと整えてから理想の髪色にするのか?
長期的なスパンで理想の髪色にしていくのか?
そこをまず判断する力とそれをきちんと伝える事が大事
になってくると思う。
そんな中で中明度のヘアカラーってものは微妙な色の違いがポイントになってくる
と思う。
ハイトーンのヘアカラーは良くも悪くも分かりやすい。
けど8、9、10レベルの中明度のヘアカラーは
光の加減などによってケースバイケースで微妙な色の見え方が変わってくる。
そこが髪色をデザインする中での面白みだったりするのかな。